膝枕の夢にはどんな意味があるのでしょうか。
もしあなたが現実の世界で膝枕をしたりされたり、したい、されたいと思っていたのであれば、脳の情報整理のため、あるいはその願望が夢に現れた可能性が高いです。
この場合は、あえてその意味を探る必要はないです。
けれど、上記のような事情がなく夢の中に膝枕のシーンが出てきて、それが非常に印象に残っていたというのであれば、夢が何らかのメッセージをあなたに送ろうとしていた可能性があります。
では、具体的にその夢にはどんなメッセージが隠されているのでしょうか。
それは、膝枕が一般的に何を象徴しているか、また、あなた個人が膝枕に対してどのようなイメージを持っているか、さらにその夢の具体的な内容がどうだったのかによって変わってきます。
膝枕の夢の一般的な意味は?
膝枕は一般的に「愛情」「親密さ」「癒し」「包容力」などを象徴しています。
1.愛情・親密さ
膝枕は、恋人や親しい関係の人同士で行われることが多く、相手を受け入れ、安心感を与える行為です。そのため、誰かに対して膝枕をしてあげる夢を見た場合、あなたがその相手に対して愛情を持っていたり、親密になりたいと思っていることを示唆している可能性があります。特に日本は直接的なスキンシップが少ない文化であり、膝枕が特に親密さを象徴する行為といえます。
2.母性と包容力
子どもの頃に母親がしてくれた膝枕の心地よさを覚えている方も多いと思います。そのため、膝枕は「母性的な愛」や「包容力」を象徴することがあります。
3.休息と癒し
膝枕はリラックスした状態を生むため、「癒し」や「安心」を象徴します。特に、疲れているときに膝枕をしてもらうことで、精神的にも肉体的にも癒される感覚が得られます。したがって、夢に膝枕してもらう場面が出てきたときには、休息や癒しの時間が必要であることを示唆している場合があります。
その他、膝枕には、相手に身を委ねるという側面もあるため、主従関係や支配のニュアンスを含むこともあります。
膝枕に対してあなたが持つイメージは?
ただし、夢に出てきたものは、一般的な意味の他、夢を見た人自身のイメージも重要になります。
あなたは、膝枕に対してどんなイメージを持っていますか?
例えば膝枕を恋人にしてあげているときにお腹が鳴り、恥ずかしい思いをした人にとっては、「膝枕=お腹の音=恥ずかしい」というイメージが出来上がっているかもしれません。
また、愛犬が亡くなるときに膝枕していた人にとっては「膝枕=お別れの時」というイメージがあるかもしれません。
膝枕の夢を見た場合、一般的な意味から夢からのメッセージを推測することも有用ですが、まずはあなた自身が持っている膝枕のイメージを明らかにすることをお勧めします。その方があなた自身の夢からのメッセージをより正確に把握できる可能性が高まるからです。
膝枕の夢の具体的な解釈例①元彼に膝枕する夢
では、ここからは具体的な夢とそれに対する私なりの解釈をご紹介します。
一つ目は、30代の既婚女性が見た夢です。
夢の中で、元カレに膝枕をしていた。彼は安心した表情で目を閉じている。彼の髪を撫でながら、穏やかな気持ちでいる。
「相変わらず綺麗な髪だよね」と言うと、元彼は「俺はまだ20代だからな~」と笑って答えた。変だな、彼ももうとっくに30代になっているはずなのに、と思いながら目が覚めた。
まず、この夢を見た女性は30代で既婚、旦那さんとの関係は良好だといいます。
夢に出てきた元彼と付き合っていたのは20代前半で、音信不通になっているとのこと。
夢の中の元彼が実際の年齢と異なる「20代のまま」であることは、夢主さんの心の中で元彼との関係性が過去の特定の時点で止まったままである可能性を示唆しているのではないでしょうか。つまり、夢主さんにとって元彼は「30代になった現在の人物」ではなく、「20代だった当時の人物」として記憶や感情の中に存在しているのかもしれません。
このことは、夢主さんが元彼との関係は20代で完全に終わり、その後の彼の人生や成長についての関心がない状態を表しているともいえます。これは健全な心理的区切りをつけた証とも言えるのではないでしょうか。
夢主さんは、現在の既婚生活と過去の恋愛経験をうまく統合し、心理的に健全な区切りをつけているのでしょう。元彼との関係性は過去の一章として認識され、現在の生活に悪影響を及ぼしていない可能性が高いと考えられます。
ではなぜ夢の中で夢主さんは元彼に膝枕をし、彼の髪を撫でながら穏やかな気持ちでいたのでしょうか。
いくつかの可能性が考えられますが、付き合っていた時は元彼が夢主さんに膝枕をしてあげる方だったそうなので、もしかしたら夢で夢主さんの成長と強さを示しているかもしれません。つまり「かつての関係では夢主さんが愛され、保護される一方だったけれども、婚姻関係を旦那さんと築いていく中で、人間的にも成長して、人を愛して守る立場に立てるようになった」ことを過去の元彼に夢の中で伝えようとしていたと考えることができます。
膝枕の夢の具体的な解釈例②知らない人に膝枕してもらう夢
2つ目は、30代の男性会社員が仕事のプレッシャーが続く時期に見た夢です。
営業で外出し、時間調整のためにネットカフェに寄ると、「膝枕サービス半額セール中」とのチラシが貼ってあったので、面白半分で申し込んでみた。すると間もなく優しそうな中年女性が部屋に入ってきて、膝枕をしてくれた。女性の膝に頭を預けると不思議な安心感に包まれ、夢の中でも眠ってしまった。夢の中で眠りから覚めると「疲れたらまたここに来なさい」と言われた。「代金は?」と聞くと、「本当に膝枕が必要な人は無料。あなたは無料です。」と言われて目が覚めた。
この夢に対する私の解釈は以下の通りです。
まとめ
膝枕の夢は一般的に「愛情」「親密さ」「癒し」「包容力」などを象徴しています。誰かと親密になりたい、愛情を得たい、癒されたい、癒したい、守りたい、守ってあげたい…といった心理の表れの可能性が高いです。
しかし、あなたが持っている膝枕に対するイメージや、見た夢の具体的な内容いかんによって、夢があなたに伝えたいメッセージは異なる可能性もあります。
この記事が、あなたの夢の解釈の一助となれば幸いです。
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