普段は夢について気にしない人も、初夢を見るとそれが吉夢なのか凶夢なのか、気になることもあるかと思います。
実はこのブログでは、あまり「吉夢」「凶夢」という夢の分け方をしていません。
ですが、初夢に関しては、日本で古くから1年の良し悪しを占う風習があることから、初夢占いのためにこのブログを訪れてくださった方のために、端的に「吉夢」「凶夢」の判断と、「凶夢」だったときの対処法についてお伝えしようと思います。
初夢の亀は縁起がいい「吉夢」理由は?黄金の亀は?
初夢で、亀が出てきた場合、基本的には縁起の良い「吉夢」といってよいでしょう。
なぜなら亀は「長寿と繁栄」を象徴する生物だからです。
亀は自然界の中で非常に長寿の動物です。
なかには100年以上生きる亀もおり、ここから亀は「長寿」を象徴するといわれています。
また、亀は堅い甲羅をもっており、そこから安心・安全を提供する存在と考えることができます。
加えて、亀のゆっくりとした動きからは、確実な進歩と安定をイメージすることができます。
「うさぎと亀」の話でも、ゆっくり歩き続けた亀がうさぎに勝っています。
こうしたところから、亀は長寿と安定した繁栄を象徴しているといえます。
長寿と繁栄を象徴する亀が初夢に出てきたなら、それは「吉夢」といってよいでしょう。
特に、出てきた亀が黄金だった場合、黄金が富と繁栄のシンボルでもあるため、財運や成功を示唆する吉夢といえるでしょう。
また、例えば夢の中で亀が清らかな水の中で泳いでいるのを見た場合、心が安らぎ、平和な1年となることを示唆します。
夢の中の水の状態は、あなたの精神状態を象徴しており、清らかな水はあなたの心が清らかでいられることを意味しているといえるからです。
これらの他、例えば亀が産卵している夢は新しい始まりを意味している可能性が高いです。新しい家族を迎える人もいるかもしれません。
初夢で亀が逃げた、傷ついた、争っていた場合は?「凶夢」となる場合は?
以上のように初夢で亀が出てきた場合は、基本的には「吉夢」と考えてよいのですが、夢の状況やあなたが抱いた感情によって「凶夢」となる可能性もあります。
例えば、先に「黄金の亀」は「吉夢」と言いましたが、その黄金の亀が自分の手から逃げてしまった場合、財運が逃げる可能性もあります。亀が逃げてしまい、悲しく感じていた場合は尚更です。
また、亀が暗い場所にいたり、傷ついていたりした場合も逆に長寿や繫栄に陰りが見えることを示唆している可能性もあります。
さらに、亀と自分が争っていたりする場合もあまりよい夢とは言えません。「長寿と繁栄」と敵対しているようにもみえるからです。
初夢で亀が出てきたが「凶夢」だった場合の対処法は?
初夢が「吉夢」と考えられる場合は、1年を楽しみに過ごすことができますが、「凶夢」と考えられた場合、①「凶夢」を捨てる、または②「凶夢」を「吉夢」に変換することをお勧めします。
①「凶夢」を捨てる
見た夢の内容を紙に書いて、シュレッダーにかけたりごみ箱に捨てたり、焼却したりして捨ててしまいましょう。
誰かに「こんな夢を見てしまったよ」と話すのもお勧めです。
②「凶夢」を「吉夢」に変換する
まずは見た夢の内容を紙に書きます。そして、その続きを考えて書きます。
例えば、先に挙げた「黄金の亀が逃げる夢」について、自分の手から一旦は逃げた亀が、美味しい餌をやることによって戻ってきた、といったふうに書きます。そしてそれをしばらく保管しておきます。
まとめ
初夢で亀が出てきた場合、基本的には「吉夢」と考えてよいですが、夢の状況次第では「凶夢」である可能性もあります。
そのような場合には、人に話して「凶夢」を手放したり、夢の内容を書き替えて「吉夢」にしたりしましょう。
あなたが見た初夢が、素晴らしい1年のきっかけとなりますように。
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