普段は夢について気にしない人も、初夢を見るとそれが吉夢なのか凶夢なのか、気になることもあるかと思います。
実はこのブログでは、あまり「吉夢」「凶夢」という夢の分け方をしていません。
ですが、初夢に関しては、日本で古くから1年の良し悪しを占う風習があることから、初夢占いのためにこのブログを訪れてくださった方のために、端的に「吉夢」「凶夢」の判断と、「凶夢」だったときの対処法についてお伝えしようと思います。
初夢の金魚は縁起がいい「吉夢」理由は?巨大な金魚は?
初夢で、金魚が出てきた場合、基本的には縁起の良い「吉夢」といってよいでしょう。
なぜなら金魚は「幸運と富」を象徴する生物だからです。
金魚はその名前に「金」が含まれていることから、金運を上昇させる生物と考えられています。
また、産卵期に1回5,000個~10,000個の卵を12回~18回も産むそうです。このように金魚はたくさんの卵を産むことから、子宝に恵まれることを象徴している場合もあります。
さらには、金魚は朱色を身にまとっていることもあります。この朱色は神社の鳥居などでもみられるように、病気や災難を避ける色として知られています。そのため、金魚も無病息災の縁起物とされています。
このように金魚は幸運と富を象徴している生物であることから、夢の中で金魚を見た場合も、基本的には縁起の良い夢、「吉夢」と捉えてよいでしょう。
とりわけ、夢の中に出てきた金魚が巨大であったりキラキラして活きが良い場合などは、吉兆の度合いは大きいと考えてよいと思います。
また、夢の中であなたが金魚をみて喜んでいたり、ウキウキした気持ちになっている場合も「吉夢」と考えてよいと思います。
こうした夢を見た場合、この1年があなたにとって良い1年となることを期待してくださいね。
初夢で金魚が水槽から飛び出した場合、死にかけている場合は「凶夢」となる?
以上のように初夢で金魚が出てきた場合は、基本的には「吉夢」と考えてよいのですが、夢の状況やあなたが抱いた感情によって「凶夢」となる可能性もあります。
例えば、先に「巨大な金魚」は「吉夢」とお伝えしましたが、もしその巨大な金魚が大きすぎて自分の持っている水槽に入りきらず、飛び出してしまったという夢を見た場合、「吉夢」というよりも縁起の良くない「凶夢」となる可能性があります。
なぜなら、自分の持っている水槽=自分の器と解釈する余地があり、この夢は自分の器が小さくて、チャンスを逃すことを示唆しているともいえるからです。
同様に、金魚が夢に出てきたものの、死にかけていた場合も幸運や富が失われることを示唆している可能性があります。
初夢で金魚が出てきたが「凶夢」だった場合の対処法は?
初夢が「吉夢」と考えられる場合は、1年を楽しみに過ごすことができますが、「凶夢」と考えられた場合、①「凶夢」を捨てる、または②「凶夢」を「吉夢」に変換することをお勧めします。
①「凶夢」を捨てる
見た夢の内容を紙に書いて、シュレッダーにかけたりごみ箱に捨てたり、焼却したりして捨ててしまいましょう。
誰かに「こんな夢を見てしまったよ」と話すのもお勧めです。
②「凶夢」を「吉夢」に変換する
まずは見た夢の内容を紙に書きます。そして、その続きをハッピーエンドになるように考えて書きます。
例えば、先に挙げた「巨大な金魚が水槽から飛び出した夢」について、金魚は一旦水槽から飛び出したものの、自分が持っていた別の大きな水槽に入り、そのなかで悠々と泳ぎ始めた、あるいはその金魚が小さくなる魔法をかけて元々持っていた水槽の中に入っていったといったふうに書きます。そしてそれをしばらく保管しておきます。
このときに、なぜこんな夢を見たのかを自分なりに分析してみるのもお勧めです。
例えば私がもしこの夢を見たとしたら、自分が現実の生活の中で望んでいることを成功させるには、それを実現するだけの器がないと自分で感じているんだな、と思います。
そうだとすると、自分の器を大きくする努力をするのか、自分の望んでいることのスケールを小さくすることが必要だということをこの夢は伝えてくれたのかも知れない、と結論付けます。
そして、このどちらかに向けた行動を起こすように意識します。
まとめ
初夢で金魚が出てきた場合、基本的には縁起の良い「吉夢」と考えてよいですが、夢の状況次第では縁起の良くない「凶夢」である可能性もあります。
そのような場合には、人に話して「凶夢」を手放したり、夢の内容を書き替えて「吉夢」にしたりしましょう。なぜそうした夢を見たのか、その夢が自分に何を伝えようとしているのかを考えるのもお勧めです。
あなたが見た初夢が、素晴らしい1年のきっかけとなりますように。
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