普段は夢について気にしない人も、初夢を見るとそれが吉夢なのか凶夢なのか、気になることもあるかと思います。
実はこのブログでは、あまり「吉夢」「凶夢」という夢の分け方をしていません。
ですが、初夢に関しては、日本で古くから1年の良し悪しを占う風習があることから、初夢占いをしようとこのブログを訪れてくださった方のために、端的に「吉夢」「凶夢」の判断と、「凶夢」だったときの対処法についてお伝えしようと思います。
それでは、初夢でこたつが出てきたとき、それは「吉夢」といって良いのでしょうか?
初夢でこたつが出てきた場合は基本的に「吉夢」。その理由と夢の具体例は?
初夢でこたつが出てきた場合、基本的には縁起の良い「吉夢」といってよいでしょう。
なぜなら「こたつ」はポジティブなイメージが多いからです。
例えば、昭和時代のドラマでは、家族団らんの場にこたつが設置されていることが多く、こたつには「家族団らん」のイメージがあるといえます。家族だけでなく、恋人同士でこたつに入っているシーンも漫画などで描かれていることがありますが、大抵は「心温まる交流」が前提とされていることが多いですよね。
また、こたつに入るとリラックスする人が多いと思います。そこから「こたつ」が「リラックスする場」を象徴しているということもできるでしょう。
さらには、こたつは日本独特の暖房器具と言われていることから、こたつが「日本文化」を象徴することもあります。
こうしたことから、こたつが初夢に出てきたときは、基本的にそれは「吉夢」といって良いでしょう。
家族や恋人、友人、知人との心温まる交流の機会が今年1年の間にあることを期待してよいと思います。
家族と楽しそうにこたつで談笑している夢、
恋人とこたつでイチャイチャしている夢、
猫が大きなこたつに変身して、あなたがそのなかでぬくぬくしている夢、
なんていう夢も「吉夢」といって良いでしょう。
初夢でこたつが出てきた場合で「凶夢」となる場合もある?具体例は?
では、夢の中でこたつが出てきたら、それはすべて縁起の良い「吉夢」になるかというと、そういう訳でもないのです。
夢のなかでこたつがマイナスなイメージを喚起したり、あなたがネガティブな感情を抱いたりしていた場合、それは「凶夢」である可能性が高いです。
例えば、「寒くてこたつに入ったら、中に何かがいて足を食いちぎられてしまった」という夢を見たとしましょう。あなたが直近で同じようなシチュエーションのホラー映画を見ていた場合であれば、その直近の情報を反映しただけなので気にすることはありませんが、そうでなければ残念ながら「凶夢」の可能性が高いでしょう。
思わぬところで足元をすくわれたり、被害を蒙ったりするかもしれません。
また、「こたつに入っていたら見知らぬ人も入ってきて、その途端にこたつが壊れてしまった」夢を見た場合も「凶夢」となる可能性があるでしょう。こたつが壊れることは、先に述べた「家族団らん」「心温まる交流」が壊されることを示唆している場合があるからです。
さらに、「こたつに入ったものの全然温まらなかった」、といった夢も、こたつ本来の機能が発揮されなかった点に着目すると「凶夢」である可能性があるでしょう。
リラックスしたいのにできない状況が続くことを暗示しているのかもしれません。
初夢でこたつが出てきたが「凶夢」だった場合の対処法は?
こたつが出てきた初夢が「吉夢」と考えられる場合は、1年を楽しみに過ごすことができますが、「凶夢」と考えられた場合、どのように対処したらよいでしょうか。
私がお勧めするのは、
①「凶夢」を捨てる、
②「凶夢」を「吉夢」に変換する
の2つです。
①「凶夢」を捨てる
見た夢の内容を紙に書いて、シュレッダーにかけたりごみ箱に捨てたり、焼却したりして捨ててしまいましょう。
誰かに「こんな夢を見てしまったよ」と話したり、SNSで投稿するのもお勧めです。
「話す」ことで、自分の身から「離す」ことができるからです。
②「凶夢」を「吉夢」に変換する
まずは見た夢の内容を紙に書きます。そして、その続きをハッピーエンドになるように考えて書きます。ハッピーエンドになって、あなたがポジティブな感情を抱けるようなものを考えましょう。
例えば、先に挙げた「こたつに入っていたら見知らぬ人も入ってきて、その途端にこたつが壊れてしまった」夢を見たとしましょう。これを「こたつに入っていたら、見知らぬ人が入ってきた。しかしよく見ると、その人は自分が推しているお笑い芸人だった。こたつに入りながら彼のコントを間近で見ることができて楽しかった」というふうに書き換えるのです。
それと同時に、なぜこんな夢を見たのかを自分なりに分析してみるのもお勧めです。
例えば上記の「こたつに入っていたら見知らぬ人も入ってきて、その途端にこたつが壊れてしまった」夢をあなたが見たとします。
あなたが学生さんで、いつも仲良しの友達と2人でいたところに苦手な子が寄ってくるようになっていたとしたら、この夢は、その苦手な子が寄ってくることによって仲良しの友達との関係が崩れてしまうのではないかと不安になっていることを暗示している可能性があります。
「見知らぬ人」≒「苦手な子」、「こたつが壊れる」≒「友達との関係性が崩れる」と解釈することができるからです。
また、「こたつに入ったものの全然温まらなかった」夢についても、例えばあなたが単身赴任中で家族となかなか会えず、連絡も殆どとっていなかったとしたら、家族との交流が途絶えていることを示唆しているといえるでしょう。
こたつが「家族団らん」「心温まる交流」を象徴しているとしても、その本来的な機能である暖房が効いていないのであれば、逆に「家族団らん」「心温まる交流」がないことを示唆している可能性があるからです。
帰省しても家族と心温まる交流ができるのか、不安に感じているのかもしれません。
このように夢を見た原因を分析することで、自分が「凶夢」を見た理由にたどり着くことができます。そこで自分はどうしたらよいのかを次に考えてみましょう。
例えば先の「こたつに入っていたら見知らぬ人も入ってきて、その途端にこたつが壊れてしまった」夢を見た場合、自分の中に苦手な子が友達との関係を壊してしまう不安を抱いていることに気付いたとします。私だったら、少しその苦手な子を観察してみます。その子が友達とだけ仲良くしようとしているのか、私とも仲良くしようとしているのか。また、友達はその子と仲良くしたいと考えているのか、そうでないか、についても観察してみるか、直接聞いてみます。それと同時に、なぜ私がその子を苦手だと思っているかについても考えてみます。色々考えた結果、友達とその苦手な子、私がどんな関係でいるのがいいのかを自分で決めます。
また、単身赴任中で「こたつに入ったものの全然温まらなかった」夢を見て、家族に連絡する頻度が減っていたことに気付いた場合、家族に連絡してみます。「おはよう」「おやすみ」「元気ですか?」等。
いずれにしても何らかの行動をすることで状況は変化していくでしょう。
状況が変化すれば夢にも変化が訪れ、全く同じ夢は見なくなります。つまり、「凶夢」から解放されることになります。
まとめ
初夢でこたつが出てきた場合、それは基本的には「吉夢」といって良いでしょう。周りの人との心温まる交流の機会があるでしょう。
ただし、不快な感情を抱いたり、夢に出てきたこたつがその本来の機能をはたしていないような場合、その夢は「凶夢」である可能性が高いといえます。
もし、あなたが見た夢が「凶夢」の可能性がある場合には、人に話して「凶夢」を手放したり、夢の内容を書き替えて「吉夢」にしたりしましょう。なぜそうした夢を見たのか、その夢が自分に何を伝えようとしているのかを考えるのもお勧めです。
あなたが見た初夢が、素晴らしい1年のきっかけとなりますように。
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