【夢占い】雨漏りの夢の意味は?一般的な意味、具体的な解釈例も紹介

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夢の中で実家が雨漏りしていたり、天井から雨漏りして布団が濡れてしまったというような夢を見た場合、嫌な気分で目が覚めることが多いのではないでしょうか。

そんな夢を見た場合、どうせなら夢からのメッセージを正確に把握して、よりよい未来につなげていけるといいですよね。

そこで今回は雨漏りの夢がどのような意味を持っているのか、ご紹介していきます。

このブログでは、同じ夢を見ていても、その意味は夢を見た人の個人的な背景によって異なってくるということを前提にしています。

そのため、後半では夢主の状況にも言及したうえで具体的な夢の解釈を行っています。

あなたの夢の解釈の参考となれば幸いです。

最初に知っておいた方がよいこと~「刺激夢」の可能性も

雨漏りがしている夢を見たとき、現実でも雨が降っていた、ということもあります。

夢の種類にはいくつかあり、そのなかに「刺激夢(または反射夢)」というものがあります。

これは、睡眠中に受ける外的な刺激や身体に起きる変化が夢の中で現れているものをいいます。

例えば、目覚まし時計が鳴っているときに、Jアラートが鳴っている夢を見た、尿意を催しているときに、トイレが見つからない夢をみた、などが挙げられます。

このような場合、あなたを取り巻く環境がそのような夢をあなたに見せただけと考えられるので、特に夢の意味を深掘りする必要はありません。

実際に外で雨が降っていて、雨漏りを連想しそうな音が聞こえている状態で雨漏りの夢を見ていたら、「刺激夢」の可能性が高いので、気にしなくてもよいでしょう。現実に雨漏りしている箇所があれば、そこを修理して気持ちよく眠れるようにすれば大丈夫です。

「雨漏り」が一般的に意味するものは?

あなたが見た夢が刺激夢ではなさそうだという場合、その夢はあなたにどんなメッセージを送っているのでしょうか。

それは、「雨漏り」が一般的に意味すること、あなたが「雨漏り」に対して抱いているイメージ、そして夢の内容次第で変わってきます。

そもそも「雨漏り」とは、建物の内部に外部の劣化や破損により雨水が侵入することをいいます。

建物は雨風をしのぐためのものなのに、欠陥があって雨水が中に漏れてくる状態ということですね。この雨漏りによって、家具や家電などが濡れて損傷したり、雨漏りのする場所が使用できなくなったりして、物理的にも経済的にも精神的にもダメージを負う可能性が高いです。

こうした「雨漏り」がもたらす状況から、一般的に雨漏りには「損害」「不快な出来事」というイメージがあります。

また、雨漏りの原因箇所はパッと見て分かる場合だけでなく、原因検査が必要な場合もあります。こうしたことから、雨漏りには「原因不明なトラブル」を暗示することもあります。

また「漏れる」という言葉から、雨漏りには「隠しておきたいことが漏れること」や「抑え込んでいた感情が漏れること」をも暗示すると一般的に言われています。

「雨漏り」に対するあなた自身のイメージは?

ただし、あなたが見た夢の意味を正確に把握しようとするなら、一般的な意味だけでなく、あなたが夢を見たときに持っていた「雨漏り」に対するイメージが重要になってきます。

さきほど、雨漏りはどちらかというとネガティブなイメージだといいましたが、今までの人生で雨漏りがポジティブなイメージにつながっている人もいないとは限りません。

例えば、高校の部室で雨漏りがして、それが好きな人と話すきっかけになった、という経験をした人にとっては雨漏りは恋の始まりを暗示するものになっているかもしれません。

また、雨漏り修理を仕事としている人にとっては、雨漏りは「仕事」「収入源」というイメージとつながっていることが多いでしょう。

夢は夢を見た人へのメッセージであるため、まずは夢を見たあなた自身が「雨漏り」に対してどんなイメージを持っているのかを考え、特に印象がなければ一般的な意味から夢からのメッセージを探ると良いと思います。

「雨漏り」の夢の具体的な解釈例~その1 旦那さんとの関係に不安を持っていた女性が見た夢~

(※プライバシー保護の観点から、夢の具体例とその解釈例には一部フェイクを入れています)

寝室の天井から雨漏りがして、どうしようと思っていると近所の噂好きの人から「お宅の旦那さんが数日前に屋根の上に上って瓦を取り外していたわよ」と告げ口された。

そこで旦那に「人が見ているときに瓦を取り外すなんてみっともないことしないで!」と怒鳴ると、旦那は「割れてた瓦を取り外しただけじゃないか。」と言い返してきた。イライラしたけど旦那が外に出て屋根に上り、雨漏りしている箇所を修理しているのを見ていたら怒りは静まった。

この夢を見た女性は、旦那さんの過去の浮気が原因で夫婦仲が冷え切っていると感じていました。また、その浮気については近所の人の間で噂になっており、それもあって女性は近所づきあいを苦手と感じていました。そんななかでこの夢を見たそうです。

私は夢の内容と夢主さんの状況を伺ったうえで、次のように夢を解釈しました。

まず、前半の「寝室の天井から雨漏りがして、どうしようと思っていると近所の噂好きの人から『お宅の旦那さんが数日前に屋根の上に上って瓦を取り外していたわよ』と告げ口された。」という部分については、まさに夢主さんの現実の状況を暗示しているものと思いました。

つまり、「寝室の天井から雨漏り」がしたというのは、「隠しておきたい冷え切った夫婦関係」が近所の人にばれてしまっていること、あるいは夫婦関係を暗示する寝室が雨漏りしている=不快な状態にあることを示唆しています。そして、夢主の旦那さんの浮気が原因で夫婦関係が冷え切っていることを近所の人が知っていることが示唆されています。「旦那さんが瓦を取り外している」というのは、雨漏りの原因を旦那さんが作っている、と解釈することができるからです。

次に後半部分の解釈ですが、夢主さんの思い込みを夢が訂正しようとしているように思いました。

まず、「瓦を取り外す」≒「浮気」とすると、夢の中での夢主さんの旦那さんへの非難の言葉は、近所の人に浮気がばれるような行動をとった旦那さんへの非難と解釈することが可能です。しかし、夢の中で旦那さんは「割れてた瓦を取り外しただけじゃないか。」と言い返してきた。「割れていない瓦を屋根から外す」のと、「割れている瓦を屋根から外す」のは行動の意味が逆になります。前者は雨漏りの原因を作る行為ですが、後者は雨漏りの原因であったものを除去する行為だからです。

夢の中で旦那が外に出て屋根に上り、雨漏りしている箇所を修理しているのを見ていたら夢主さんの怒りは静まったといいます。

「雨漏りしている箇所を修理」したというのは、旦那さんが夢主さんとの関係を修復したいと考えていることを示唆しているのではないでしょうか。

夢の中で夢主さんの怒りが収まったということから、夢主さんも旦那さんの気持ちに薄々気付いており、夫婦関係の修復が一歩進むのではないかと考えました。

「雨漏り」の夢の具体的な解釈例~その2 大学受験間近な高校生が見た夢~

大学受験を間近に控え、焦り気味の受験生が見た夢と私の解釈をお伝えします。

(夢の内容)

試験会場で試験を受けているとあちこちで雨漏りがし始めた。僕が座っていた席の上からも雨が漏れてきて、試験問題の紙が濡れて問題が見えなくなってしまった。

隣の席の女の子は雨漏りの被害を受けることなく、すらすらと問題を解いている。

「この試験は不平等だからやり直すべきだ!」と叫んでいる自分の声で目が覚めた。

(私の解釈)

雨漏りで試験問題が見えなくなるというのは、自分の受験対策に「漏れ」があり、十分な学習をしてこなかったために試験問題が解けない、ということを示しています。

雨漏りの被害を受けずにすらすらと問題を解いている女の子は、漏れなく受験対策を行ってきたライバルを象徴しているのでしょう。

「この試験は不平等だからやり直すべきだ!」と彼は夢の中で叫んでいますが、「不平等」というのは屁理屈であって、受験対策が不十分であったことに対する焦りがこのように叫ばせたものと考えられます。

このような夢を見た直後は悪夢に思えるでしょうが、この夢の原因となった受験への焦りが少しでもなくなるよう、試験当日に向けてできることを着々と進めていけば同様の夢を見ることはなくなっていく可能性が高いです。

まとめ

夢の中で「雨漏り」のシーンが出てきた場合、一般的にはそれは「損害」「不快な出来事」「原因不明なトラブル」「抑え込んでいた感情が漏れること」などを象徴しています。

実際にこうしたことが起きていたり、起きることを不安に思っていることを雨漏りの夢が教えてくれている場合もあるでしょう。

ただし、あなたにとって「雨漏り」が別のイメージを喚起する場合、その意味の可能性も含めて夢を解釈する余地があります。

この記事が、「雨漏りの夢」を見たあなたに少しでもお役に立てば幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

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