【初夢】虹は吉夢?理由と具体例は?凶夢だった場合の対処法は?

初夢

普段は夢について気にしない人も、初夢を見るとそれが吉夢なのか凶夢なのか、気になることもあるかと思います。

実はこのブログでは、あまり「吉夢」「凶夢」という夢の分け方をしていません。

ですが、初夢に関しては、日本で古くから1年の良し悪しを占う風習があることから、初夢占いのためにこのブログを訪れてくださった方のために、端的に「吉夢」「凶夢」の判断と、「凶夢」だったときの対処法についてお伝えしようと思います。

初夢の虹は縁起がいい「吉夢」理由は?綺麗な虹、二重の虹は?

初夢で、虹が出てきた場合、基本的には縁起の良い「吉夢」といってよいでしょう。

なぜなら虹は「希望や調和、神聖さ、約束、幸運」等、多くのポジティブな意味を象徴する事象だからです。

虹は雨が降った後に現れることから、困難や試練を乗り越えた後の希望や新しい始まりを象徴しています。

また、日本では虹は七色(赤、橙、黄、緑、青、藍、紫)と多彩です。

この虹の多彩な色合いが、異なる要素が一つに調和して美しさを生み出していることを象徴します。それぞれの色が独自の美しさを保ちながら、全体として調和していることから、虹にはバランスや調和を象徴する意味があるとされるのです。

さらに、多くの文化では、虹は天と地をつなぐ神聖なものとされています。

例えばノルウェーにおいては虹は「ビフロスト」の橋であり、これは神々の世界と人間の世界を結ぶ役割を果たしていると言われています。

他にも、キリスト教の聖書においては、虹は神がノアに対して再び大洪水を起こさないという約束のシンボルとして登場しています。そこから虹は約束や契約の象徴とされることもあります。

加えて、アイルランドの伝説では、レプラコーン(Leprechaun)という緑の妖精が「虹のふもとに金貨の入った壺を隠している」と言われており、ここから虹を見つけることは幸運や繁栄をもたらすと信じられています。

このように虹にはポジティブな象徴とされることが多いため、初夢で虹を見たら、それは基本的に「吉夢」といってよいでしょう。

特に鮮やかで綺麗な虹や、二重の虹を見て、夢の中でも喜んでいたりワクワクしていたりしたら、きっとこの1年間でHAPPYなことが起こるでしょう。

綺麗な虹を見た人は、プライベートと仕事のそれぞれの場面で満足できる日々を送れるでしょう。趣味や地域との関わりで一目置かれる存在になれるかもしれません。

二重の虹には「卒業」と「祝福」を意味するともいわれており、実際に学校を卒業するだけでなく、例えば資格取得に向けて頑張っていた人が試験に合格する可能性もあるでしょう。今までの努力が実を結ぶときが近づいています。

初夢で黒い虹、消える虹を見た場合は?「凶夢」となる場合は?

以上のように初夢で虹が出てきた場合は、基本的には「吉夢」と考えてよいのですが、夢の状況やあなたが抱いた感情によって「凶夢」となる可能性もあります。

例えば、初夢で見た虹が黒一色だった場合。

色を表す言葉が極端に少ない言語(例えばパプアニューギニアのダニ族が話すダニ語は、色を表す言葉はmodla 明るい、まぶしい[白色]と mili 暗い、曇っている[黒色]しかないそうです)を話す人たちならともかく、(日本では)7色とされる虹が黒一色だった場合、先に述べたポジティブな意味合いはない可能性が高いです。

遺児支援の場所として各地に「レインボーハウス」があります。

震災孤児となった一人の男の子が「黒い虹」の絵を描いたことから、「子どもたちの心に七色の虹が取り戻せるように」という願いを込めてこの名前になったのだとか。

このエピソードからもお分かりになるように、「黒い虹」は恐怖や抑圧的な心理を象徴します。そのため、黒い虹の夢はどちらかといえば「凶夢」になる可能性が高いでしょう。夢の中であなたがネガティブな感情を抱いていたのならなおさらです。

日常的にストレスが溜まったり、言いたいことを我慢する日々が続いてしまうかもしれません。アンラッキーなことが起きてしまう可能性も否定できません。

また、初夢の中に出てきた虹がすぐに消えてしまった場合や、今にも消えそうな虹を見て残念がっていたような場合も、「吉夢」というよりは「凶夢」に近いでしょう。「消えてしまう」=幸運のチャンスを逃してしまうと解釈できてしまうからです。

期待していたことがあともう少しのところで実現不可能となるかもしれません。

婚活中の人にとって、出会いはあるものの結婚に至らない、ということもあるかもしれません。

初夢で虹が出てきたが「凶夢」だった場合の対処法は?

初夢が「吉夢」と考えられる場合は、1年を楽しみに過ごすことができますが、「凶夢」と考えられた場合、悲しくなってしまいますよね。そんなときは、①「凶夢」を捨てる、または②「凶夢」を「吉夢」に変換することをお勧めします。

①「凶夢」を捨てる

見た夢の内容を紙に書いて、シュレッダーにかけたりごみ箱に捨てたり、焼却したりして捨ててしまいましょう。

誰かに「こんな夢を見てしまったよ」と話すのもお勧めです。凶夢を「話」すことで自分の運気から凶の部分を「離」してしまいましょう。

②「凶夢」を「吉夢」に変換する

まずは見た夢の内容を紙に書きます。そして、その続きを考えて書きます。

例えば、「黒い虹の夢」を見たとします。

周囲の人たちが綺麗な虹が出てる!と歓声を上げているので皆が見ている方向を向くと、黒い虹が出ていた。ギョッとするような黒い色なので、変だなと思い隣の人に声をかけるが、その人は何を言っているんだ、七色の虹じゃないか、と取り合ってくれない。どうも他の人たちの目に映っているのも七色の虹で、自分だけが黒一色にしか見えていない…という夢だったとします。

この夢の続きをハッピーエンドになるように書いてみましょう。

「困っているところに少し変わった身なりの眼鏡屋がやってきて、『これをかけてごらんなさい』とこれまた変わった形の眼鏡を差し出してきた。疑心暗鬼になりながらもその眼鏡をかけてみると、さっきまで黒一色だった虹が、鮮やかな七色に見えていた」

と、こんな感じでどうでしょう。そしてそれをしばらく保管しておきます。

それと同時に、なぜこんな夢を見たのかを自分なりに分析してみるのもお勧めです。

夢と現実の生活はリンクしていることが多いので、現実の生活がどのような状況だったのか、それに対して自分がどんな感情を抱いているのかにフォーカスしながら解釈してみるといいでしょう。

例えば、もし上記の夢を見たのが企画開発室に異動して間もない頃で、なかなかアイデアが出せなくて苦しんでいる時期だったとしたら、「黒い虹」は自分の思考が固まっていて、新しい斬新なアイデアを出せないことを象徴しているのではないか、と考えることができます。夢に出てきた周囲の人たちは会社の同僚で、同じものを見ても色々な視点から様々なアイデアを出せるとあなたが評価していると解釈することができます。

このように夢を見た原因を分析することで自分が「凶夢」を見た理由にたどり着くことができます。

そこで自分はどうしたらよいのかを次に考えてみましょう。新しいアイデア出しの参考となる本を読んでみるというのもよいのではないでしょうか。

そうしたらそれを実行してみる。行動することで状況が変化します。

状況が変化すれば夢にも変化が訪れ、全く同じ夢は見なくなります。つまり、「凶夢」から解放されるのです。

まとめ

初夢で虹が出てきた場合、基本的には「吉夢」と考えてよいですが、夢の状況次第では「凶夢」である可能性もあります。

そのような場合には、人に話して「凶夢」を手放したり、夢の内容を書き替えて「吉夢」にしたりしましょう。なぜそうした夢を見たのか、その夢が自分に何を伝えようとしているのかを考えるのもお勧めです。

あなたが見た初夢が、素晴らしい1年のきっかけとなりますように。

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