【初夢】異世界の夢は吉夢?理由と具体例は?凶夢だった場合の対処法は?

初夢

普段は夢について気にしない人も、初夢で異世界の夢を見るとそれが吉夢なのか凶夢なのか、気になることもあるかと思います。

異世界転生の夢、異世界で冒険する夢、迷う夢、逃げる夢、エレベーターで異世界に行く夢、帰れない夢、戦う夢など、初夢で見た異世界の夢占いについて知りたい方も多いでしょう。

実はこのブログでは、あまり「吉夢」「凶夢」という夢の分け方をしていません。

ですが、初夢に関しては、日本で古くから1年の良し悪しを占う風習があることから、初夢占いをしたくてこのブログを訪れてくださった方のために、異世界の夢が吉夢なのか凶夢なのかを端的に判断し、「凶夢」だったときの対処法についてお伝えしようと思います。

異世界の初夢は吉兆混合。その理由は?

初夢で異世界の夢を見た場合、端的に「吉夢」あるいは「凶夢」ということはできません。

なぜなら異世界というモチーフには、一般的にポジティブな意味とネガティブな意味の両方が含まれており、さらに夢の中での異世界の状況や、あなた自身の感情・行動次第で、その意味は大きく変わってくるからです。

そもそも「異世界」とは、現実とは異なるルールや風景、価値観が広がる世界を指します。物理法則が通用しない空間であったり、見たこともない文明や生き物が存在する場所であったりと、現実世界の延長線上にはない「もうひとつの世界」です。

したがって、「異世界」は一方で「新しい環境」「新しい価値観」「自己変革」「創造性、イマジネーションの活性化」といったポジティブな意味を象徴します。

他方で、「現実逃避」「今までの価値観が通用しない」「アイデンティティーの崩壊」といったネガティブな意味も象徴します。

このように、異世界にはポジティブな意味も、ネガティブな意味もあるため、初夢で異世界の夢をみたというだけではただちにそれが吉夢、あるいは凶夢とはいえないのです。

異世界の夢が「吉夢」となる具体例は?

異世界が夢に出てきたときにそれが吉夢となる具体例として、いくつか挙げてみましょう。もしあなたが以下のような内容の初夢を見たとしたら、この1年の間に良いことが起きる可能性は非常に高いと思います。

異世界転生して特別な能力を得たり、特別な役割を担う夢

転生後に力を得たり、特別な役割を担う夢は、現実でも潜在能力が開花しつつあることを暗示します。自己成長や成功の兆しと解釈されます。

異世界で冒険する夢

新しい環境への適応力やチャレンジ精神の高まりを象徴します。現実でも新しい挑戦に前向きになっているサインです。今年何かに新しく挑戦してみるのもいいかもしれません。特に、夢の中でワクワクしながら冒険していたなら、現実の世界であなたが挑戦することは、あなたを成長させる機会となっていくでしょう。

異世界で戦う夢

自分の信念や目標に向かって立ち向かう姿勢を象徴します。困難に挑む力や、内なるエネルギーの高まりを示す吉夢といえます。

例えば、あなたが異世界で「魔王」やラスボス級の敵と戦っている夢を見たとします。魔王やラスボス級の敵は、現実で直面している大きな課題や困難を暗示していることが多いです。したがって、これらに対して果敢に立ち向かっている夢を見たなら、あなたは現実においても大きな課題や困難に立ち向かっていけるということ。くじけそうになっても、絶対に乗り越えられることを信じてこの1年を過ごしてくださいね。

異世界が息をのむほど美しい場所だった場合

美しい異世界は、あなたの内面に眠る創造力や芸術的感性が活性化していることを暗示します。新しいアイデアや表現が生まれる可能性があります。この1年、ご自身の感性を磨いてみてはいかがでしょうか。

異世界へのエレベーターが高性能だった場合

高性能なエレベーターは、その変化が円滑に進むことを示しています。もしあなたがこの1年の間に新しい環境に移ることがあらかじめ予定されていたのであれば、新しい環境や役割に自然に馴染めることを暗示していると解釈できます。

 

異世界の夢が凶夢となる場合は?異世界で迷う/逃げる/エレベーターで異世界に行く/帰れない場合は?

前述のように、異世界の夢が吉夢となる場合も多くあるのですが、逆に、凶夢となる可能性の高い夢もあります。いくつか具体例を挙げてみましょう。

異世界転生して苦しい状況に陥る場合

現実での不安や環境への適応困難を象徴している可能性がある凶夢です。

現実逃避の心理が強い可能性もあります。

 

異世界で迷う夢

異世界で迷う夢は、基本的に「凶夢」とされることが多いです。現実での不安や葛藤、方向性の喪失を象徴する夢だからです。

異世界で逃げる夢

異世界から脱出しようとして逃げる夢、あるいは異世界にいる何かから逃げようとする夢も、基本的には「凶夢」となります。特に逃げているのに状況がよくならず、焦っていたり恐怖心で一杯になっていたりすれば、現実の世界で抱えている問題から逃れられていない状態を暗示します。

異世界から帰れない夢

異世界から現実の世界に帰ろうとするも帰れない夢は、現実との断絶感や、心の中にある閉塞感・不安を象徴する凶夢です。何度も同じ場所にたどり着いてしまい、出口が見つからなくて絶望する夢は、自分には課題に立ち向かう力がないと思い込んでしまっている場合が多いです。

異世界へのエレベーターが低い性能だったり、故障していた場合

エレベーターは夢占いにおいて「移動」「変化」「人生のステージの切り替え」を象徴しますが、それが不安定であったり故障している場合は、現実での変化がスムーズに進まないことや、心理的な不安定さを示していることが多いです。

異世界が廃墟だったり憂鬱な気分になる場所だった場合

このような異世界の夢を見た場合、「廃墟」や「憂鬱な場所」は、心の疲れ、不安、停滞感、過去への執着などを象徴するため、基本的には凶夢と言わざるを得ないでしょう。

初夢で見た異世界の夢が凶夢だった場合の対処法は?

初夢で異世界の夢を見て、それが「吉夢」と考えられる場合は、1年を楽しみに過ごすことができますよね。でももしその夢が「凶夢」と考えられた場合、悲しくなってしまいますよね。せっかくの新年なので、気持ちよく過ごしたいあなたのために、①「凶夢」を浄化する、または②「凶夢」を「吉夢」に変換する方法を試みられてはいかがでしょうか。

「凶夢」を浄化する方法

宝船の紙に「獏」の字を書いて川に流す、または土に埋める

この方法は 室町時代に起源を持ち、江戸時代に庶民の間で広く行われた凶夢浄化法 です。船の絵を枕の下に敷いて寝て、翌朝に川へ流したり土に埋めたりすることで、悪夢や穢れを祓うという風習が室町時代に広まり、江戸時代には七福神を乗せた宝船の絵が正月の縁起物として広まりました。江戸の町では「宝船売り」が正月元旦に現れ、初夢用の宝船絵を売り歩いたと記録されています。絵には回文歌が添えられ、これを枕の下に敷いて寝ると吉夢は正夢となり、凶夢は獏が食べてくれると信じられていました。

②凶夢の内容を人に話す

凶夢は人に話すことで「邪気払い」になると昔から言われています。悪い夢を口に出すことで不安や恐れを外に出し、現実化を防ぐ効果があると考えられてきました。「話す」ことで凶夢が「離れ」ていくと考えられたのでしょう。

 

「凶夢」を「吉夢」に変換する

まずは見た夢の内容を紙に書きます。そして、その内容を書き換えてポジティブな感情を抱けるような結末にします。

例えば、先に挙げた「異世界へのエレベーターが低い性能だったり、故障していた夢」を見たとしましょう。

もし私がこの夢を見たとしましょう。夢で見た内容は、「目の前に異世界へのエレベーターが2基あった。友人Aは左のエレベーターに乗り、すぐにエレベーターは上に昇って行った。Aに遅れまいとして私も右のエレベーターに乗ったが、ボタンを押しても動かない。何度も何度もボタンを押したところ、ようやく動き始めたが、すぐに止まってしまった。エレベーターはガラス張りだったので、停止階の様子が見えたが、グロテスクな生き物が蠢いていて、エレベーターのドアを開ける気にもなれない。私はぐったりしてエレベーターの中でうずくまってしまった」だったとします。

この内容を、エレベーターがようやく動き始めたが、すぐに止まってしまったところから、以下のように書き換えます。

「停止階にはグロテスクな生き物が蠢いていたが弱そうに見えたので、思い切ってエレベーターのドアを開け、近くにいた生物を投げ飛ばして退治した。そうして再度エレベーターに乗り込むと、今度はスムーズに別の異世界に移動した。到着したところはまるで別世界の素晴らしい景色だった」

そして同時に、なぜこんな夢を見たのかを自分なりに分析してみるのです。

例えば、自分が日頃Aに対して羨望のまなざしを向けていたことを思い出します。Aの仕事スキルの高さにもし圧倒されていたのなら、夢の中でAが乗ったエレベーターがすぐに上まで行ったのは、Aの能力の高さが「異世界レベル」であると認識していたからと解釈できます。そして、自分はAと比較するとそれほどスキルは高くない、と劣等感を抱いていたのであれば、自分が乗ったエレベーターがすぐに上には昇らず、低層階で止まってしまったのは、自分自身のレベル感が「その程度」だと認識していたからだと解釈できます。

このように夢を見た原因を分析することで自分が「凶夢」を見た理由にたどり着くことができます。そこで自分はどうしたらよいのかを次に考えてみましょう。

考えるといっても、自分が書き直した夢の内容を見直すことで、ヒントは浮かんでくることが経験上多いです。

例えば上記の例でいえば、「低層階で蠢いていたグロテスクな生き物を退治する」ことがそうです。まずは自分の身の丈に合ったところでスキルを磨く、経験値を上げる、ということです。それによって今後はスムーズに異世界に行けるであろうことが示唆されています。

こうして何らかの行動をすることで状況が変化します。

状況が変化すれば夢にも変化が訪れ、全く同じ夢は見なくなります。つまり、「凶夢」から解放されることになるのです。

まとめ

初夢で異世界の夢を見た場合、それが吉夢になるか凶夢になるかは具体的な内容次第で変わります。

もしあなたが見た異世界の夢が吉夢であれば、気持ちよくこの1年を楽しみましょう。

残念ながらあなたが見た夢が凶夢だった場合には、「凶夢」を手放して浄化したり、夢の内容を書き替えて「吉夢」にしたりしましょう。なぜそうした夢を見たのか、その夢が自分に何を伝えようとしているのかを考えるのもお勧めです。

あなたが見た初夢が、素晴らしい1年のきっかけとなりますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

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